植木鉢でポタジェ風寄せ植えを作る
ポタジェ風寄せ植えを作ろう
最近ポタジェという言葉をよく聞きます。
フランス語でポタジェ=家庭菜園のこと。
野菜、花、ハーブ、果樹などがバランスよく植えられた美しさと実利性を兼ね備えた家庭菜園のことをそう呼ぶみたいですね。
見て美しく収穫してうれしい。
楽しそうですね(*^^*)
庭全体を本格的なポタジェにするのは大変そうなので、とりあえず植木鉢でポタジェ風寄せ植えを作ることにしました。
まずは大きな植木鉢を用意
花と野菜が仲良く育つように大きめの植木鉢を用意しました。
我が家で一番大きな鉢です。直径は40cmくらい。テラコッタ製で重さも結構あります。
鉢底石を入れます。
テラコッタ製の鉢は底の穴が小さい物も多いので水はけ対策は大事ですね。
土を入れます。
今回はアイリスオーヤマの粒状培養土とヤシファイバー主体の培養土のブレンド。粒状培養土は水はけがいいのでプランターや植木鉢栽培でも安心です。
粒状培養土は使っているうちに粒がつぶれてかさが減っていくのでふちいっぱいまで入れました。
チャイブ、ワイルドストロベリー、カーボロネロの寄せ植え
植え付けるのはチャイブ、ワイルドストロベリー、カーボロネロの3種。
11月半ばの植え付け直後。
カーボロネロは黒キャベツとも呼ばれるキャベツの1種で、結球せず葉っぱをかきとって収穫します。
栄養豊富で味も濃厚な美味しい野菜です。
そう、とっても美味しいんですよ。鳥の標的になるくらいに…。
ヒヨドリの襲来
すくすく育っていたカーボロネロですが、1月に入りヒヨドリ夫婦が庭にやって来てチョイチョイ食べていくようになりました。
カーボロネロの危機ですがヒヨドリ夫婦がムシャムシャ食べる姿が可愛くて追い払えません。ちゃんと1羽が見張りをしながら交代で食べるんですよ!偉いねぇ。
と、のんびりしていたらこんなになってました。およよ。
仕方ないのでカーボロネロは抜いてネモフィラを植えました。
初夏になったら空きスペースに甘長ナンバンを植える予定です。
花と野菜の寄せ植えのメリットとおすすめの本
こちらはカーボロネロ、レタス、ビオラのポタジェ風寄せ植えです。
色や形がいろいろな野菜や花を寄せ植えにすることでとても雰囲気のいいひと鉢が作れます。和やかで見ているだけで癒されます。
組み合わせによってはコンパニオンプランツの効果もありますしね。
野菜だけでなく、花と野菜を寄せ植えにすることで次のようなメリットを感じました。
- 華やかで見ているだけでも癒される。ベランダや玄関先での栽培に◎
- 組み合わせによってはコンパニオンプランツ効果がある
- 花が咲いているとよく目がいくので水やりを忘れにくい
今回のポタジェ風寄せ植えはこちらの本を読んで作ろうと思ったものです。
『ベランダ寄せ植え菜園 自然の力を借りるから失敗しない』 たなかやすこ著
ベランダでプランター菜園をされている方なのですが、とにかくすごいです。こんなに素敵なベランダ菜園、プランター菜園が出来るのかと衝撃を受けました。
しかもミミズコンポストを作ることで市販の肥料は使わず土をリサイクルしているそうです。スゴすぎる!
読んだら真似したくなってしまいます。
プロの農園や広い家庭菜園では作業効率などを考えて単種で栽培する方がいいかもしれませんが、庭園と菜園を兼ね備えた小さな庭や、景観も大切にしたいベランダ菜園ではポタジェ式の育て方が合っていると思います。
これからもネモフィラとエンドウ豆の寄せ植えなどいろいろ試してみようと思います。